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オールドスクールな”INTRO”、南国っぽいトラックで軽く自己紹介する”5 MINUTES LATE”の2曲は、彼女がどんなアーティストかを充分に表現した佳作。歌うようなデリヴァリーは、似たスタイルの先輩NEILAともまた違って、アッサリとした突き抜けた明るさのようなモノがある。それは、人生における指針を示した”DROWING”や虐待に関する物語”TOO SICK”でも同じで、MILESなるトラックメイカーの提供した哀愁を感じさせつつもどこか希望の光のようなモノを感じさせるトラックと相まって、何とも心地良い。”HEAR THAT SOUND ?”辺りには、彼女のデリヴァリーに固さが目立つせいか稚拙な感は否めないのも確かだが。
EEKWOLのラップ自体まだまだ未完成だが、トラックを提供したMILESとの相性も抜群だし、可能性を感じさせるデビュー作だ。このコンビでアルバムを是非。