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LOUIS LOGIC “DEBACLE IN A BOTTLE”

本体THE DEMIGODZがEPでデビューを果たした良いタイミングで、LOUIS LOGICの自主盤2作目が届いた。今回は未発表曲を中心に、デモ・レベルの曲までを収録。

基本的にバトル・ライム/パンチラインを中心としたLOUIS LOGICのリリックだが、オフィシャル・アルバムでない点を無視しても、同じ様な内容が続くと流石に辛いモノがある。そんな中、際立っているのは”TRAIL OF TEARS”で、LOUIS LOGICのリリカル・スキルが最大限発揮された傑作になっている。J.J. BROWNによるトラックも美しい限り。J.J. BROWNは”LOGIC & REASON”でも良い仕事をしていて、注目だ。他には、JAY LOVEとの”PIMP SHIT”や、ポッセカット”PAPER MACHE”などもなかなか良い。

今回も、曲の出来に大分ばらつきがある。トピックの幅も限りがあるし、トラック的にも全体的に質が下がっている。LOUIS LOGIC自身はポテンシャルのあるMCだけに、勿体無い。オフィシャル・リリースに於いて、いかにこの点を改善できるかに今後が掛かっている。

LOUIS LOGIC “MUSIC TO DRINK BY: A COLLECTION OF LOOSIES AND EXCLUSIVES”

THE DEMIGODZのLOUIS LOGICによる、既発曲をコンパイルした自主制作CDRアルバム。12インチにまで手が回らない者にとって、こうした作品は非常にありがたい。

冒頭のユーモラスな”LOUD MOUTH”から既にLOUISは絶好調。ファンキーなトラックもタイト。J-TREDSとの”WHO THE FUCK ARE YOU?”は、2人の好演に比べトラックが今ひとつだが、続くバウンシーな”WHO THE FUCK ARE YOU?”で少し持ち直す。ここでもLOUISはウィットに富んだライムを披露。ダークなストリングスが雰囲気を一転させる”TRINITY”は、JEDI MIND TRICKSのアルバム”VIOLENT BY DESIGN”からのカット。なんともゴシックな雰囲気のトラックが、アグレッシヴなMC達をバックアップ。バトルモノ”LOGISTICS 101″を挟んで登場するのは、ベストカット”FACTOTUM”だ。J.J. BROWNのドープ極まりないトラックに合わせ、LOUIS LOGICが酒にまつわるウィットに富んだストーリーテリングを披露、真骨頂だ。ドープ!

後半に入って、アルバムは少しづつテンションを落としていってしまうが、そんな中CELPH TITLEDが素晴らしいトラックを用意した”SECRET AGENT”と、スムースなピアノ・ループによってオリジナルを超えた”PUNCHILINE REMIX”の2曲は良い。タイトなパンチライン。

この”MUSIC TO DRIVE BY”は既発曲を集めた自主CDRではあるが、優れたプロダクションとLOUIS LOGICの多彩なデリヴァリー/リリシズムによって、エンターテイメントな作品に仕上がっている。曲毎の質のばらつきが勿体無い限り。